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TV Bros. 28周年に [本]

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店頭で、ふとみたブロスが300円だった。
こないだサイズが大きくなってたので何か感じたけど、値上げしたかったんだなあ。
元々廉価でがんばっていたし、値上げは順当なのだと思う。
調べたら最初は180円だった。
そりゃ買うわ。そりゃあ隔週毎号買うって、あの物量であのコラム連載陣で。

というか二、三年前(一年前だっけ)定期購読だと一冊が200円くらいで、毎回店頭で買うと、一冊が定価の280円だった。それが定期購読も定価になったタイミングで、買うのを辞めてしまった。数字はあんまり信用しないでください。

創刊28周年というが、たぶんわたしは20年くらい買っていた。
よく読み込んでいた頃は、まだナンシー関さんがブロス探偵団を書いていた。というとなんだか計算がおかしい気もするけど、ブロス探偵団も記者署名があったわけではないので、どこまでが氏のものかはわからない。とり・みきさんのページが好きだった。

買い始めたきっかけはなんとなく及川光博特集だったり、電気グルーブのコラムだったりPUFFYのコラムだったり。

文字が多くて、今で言うコスパがすごくいい雑誌だった。
たぶんブロスは「コスパ」のいい雑誌という言われ方はどうかなあ、と思うだろうけど。
あくまでサブカル雑誌。テレビ誌だけど、テレビのことを茶化す雑誌で変なことを教えてくれた。

そうはいっても28周年。
わたしは定期購読で買っていたものの、ここ2年くらいはあんまり内容と自分が合わないな、と思っていた。何年も前に森ガール山ガールを皮肉っていた雑誌を、今の自分は笑えない。だって山や森に行きたい。
そういう年齢なのだろうなーと思う。
もちろん、森ガールなどというのはもっとファッションで着るものもおよそ決まっていて目的も自分への刺激やご褒美(ゆとりある生活)、という感じで年配の暇だからなんかしよう、というのとは違う。おばさんになると別に意識しなくてもその辺の人と適当に中身のないことをしゃべったりできるようになる。勝手にゆるくなるから。

今のブロスの言う、面白いマンガ、いい音楽、いい映画、っていうのにあんまり興味があわなくなったんだよね。あとコラムニストがほとんど知らない人になった。これは大きかった。コラムがメインの雑誌だったし、興味のわかないコラムばかりになった。自分にとっては、面白くないコラムばかりだった。正直、ちょっと質が落ちたのかなあと思った。それは元々偏ったコラムが多いので、自分と合わなくなっただけなのか判断がつかない。

PUFFYのコラムも今思うと別に面白くなかったしねえ。
仲里依紗のは面白かった。あときゃりーぱみゅぱみゅのも面白かった。
電気はバツグンにわけわかんなくて好きだったなあ。あれほんとに電気が書いてんのかなあ(や、なんか、思うじゃん)。
って書いたところでなんか記憶がおかしいな、と思って、、、たぶんそれはロッキング・オン・ジャパンのことだわ。

あとねこぢるの存在が大きすぎた。
大好きだった。大好き。

結局こうやって勝手に批評じみたことをブログでやっちゃうわたしは、ブロスの受け売りだろうなあと思います。

今のところ、毎号店頭でチェックはしています。
また買う日々がはじまるかは不明です。
一回買うと惰性で買っちゃうんで、よほどの特集があるとヤバイですね。






いつの間にか、2冊も出てる、、、、!

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hanamura

転勤が多く、旅行と読書が好きな私はぁ・・・
行く先々の図書館で「ナンシー関」コーナー!!
必ずチェックします。「さくらももこ」コーナーより大きいです!
「ナンシー関」コーナーの無い図書館は、私の行動範囲に有りません。
南 伸坊さんが描いた、やせたらナンシー超美人が、心の遺影です。
by hanamura (2015-07-02 20:41) 

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