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秒速5センチメートル [アニメ]



http://www.cwfilms.jp/5cm/
秒速5センチメートル



ーーー
貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」
その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」
そして彼らの魂の彷徨(ほうこう)を切り取った表題作「秒速5センチメートル」

3本の連作アニメーション作品。

ーー(公式より引用)ー


今更ですが、新海誠監督作品のひとつ、秒速5センチメートルを視聴。
といっても2回めか、3回めですが、細かくは覚えていない部分も多くて。

欝アニメとしてよく言われていますけども(苦笑
すでに知られているのは、ものすごく絵が綺麗なことと、音楽がいいということ。

ちゃんとね、最後まできっちり見ると意外に感動あります。
あ、あれ?そんなのみんな知ってるっていう?

特に三話目の山崎まさよしPVと揶揄されるパートの、まとめ方、私は好きです。
こういってはなんですが、ここまで頑張って見てよかったー!という、ちゃんと見たからこの感動を味わえたー!という。
途中ね、結構はなしもきつくて心が重たくなってきてしまって。でもああ主人公が大人になって仕事して苦悩して挫折してでも、これからも彼は大丈夫、っていう最後が桜吹雪の季節で、よかった。

そう思えるのはわたしがそれらを全て通ってきたいい大人だから、なんだとは思う。
きっと若い、学生の男の子がこれを見たらそりゃあ欝になると思う。

でも遠野くんもね、3年付き合ってわかれた彼女もいるわけだし、学生の頃には青春しててね。
そういうのも含めて欝になるのかもしれないけど(うーん

構成として、最終話の山崎まさよしPVのための壮大なプロローグが前2話っていうのは、確かに斬新というかなんというかちょっと擁護できない点ですけど、感動を倍増させるという効果においては絶大だったと思う。

つい第三話だけ何回も見なおしてしまった。

遠野くん好きだなー。
それもまあ子供を愛おしむ感覚なんだろうけど。
冷静にみたらそりゃまあ、なんかそんなもんだよね、っていうだけの内容なんですけどね。

1話の中学生パートのところなんかもう精神的にきつくてもうあんまり内容を反芻したくはないんですけど、すごく細かく、丁寧にていねいに描かれています。切なくて、閉塞感が胸を打つ。そしてその狭い世界のなんと広いこと!


因みに、わたしは「星を追う子ども」を監督の劇場挨拶つきで見たくちです。




タグ:新海誠
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hanamura

両毛線、岩舟駅、115系・・・
毎回、狭い隙間を、突いてきますねぇ。
by hanamura (2015-01-15 21:05) 

maya

岩舟駅ってどんなとこなんだろうなー、とか思います。


by maya (2015-01-16 16:51) 

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